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東久留米の家

■飛ばない屋根・・・東久留米の家

台風の影響で屋根を飛ばされる被害が多数報告されています。
一般的な木造は小屋組みという屋根部分の架構に下地材、防水材、屋根材という構成で成り立っています。
古い住宅では屋根材が瓦のところも多く、地震や台風で最もひどく影響を受けます。
屋根材がスレートや金属では隙間が少ないので瓦ほどではないですが、強風の被害は受けやすい構造です。

当社でよく採用する陸屋根は屋根が飛ばないという点では最強です。
一般的な屋根では軒が出ているので強風が吹き上げたときの力を最も受けやすくなります。
陸屋根ではそもそも軒、屋根がないので飛びようがないというところでしょうか。
防水はFRP防水でボートやプールの素材なので水にはめっぽう強いのが特徴です。
雨樋も外から見えない部分で勾配を取りますので自由な位置に付けられるのも特徴です。
もし雨漏りがした場合は一般的な勾配屋根は屋根をすべて剥がさないと漏水箇所が見つけられませんが、陸屋根は防水が露出しているので補修も簡単です。
もっと陸屋根が見直されてもいいと思うのですがいかがでしょうか。

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■屋根材の外壁・・・東久留米の家

2017-10-22 (日)
マテリアル
グッドデザイン賞 | シャープでシンプル | 屋根材の外壁 | 東久留米の家 | 箱型のデザイン | 金属サイディング

対候性の高い金属の屋根材で外壁を覆うデザインは昔からあります。
ただ商品化したものにはベコつきがなく、シャープでシンプルな箱型のデザインとは相性が良いようです。
年月を経てもほとんど変わらない表情を維持できる点は、継ぎ目をコーキング処理する窯業系サイディングよりはるかに優れているでしょう。
地味なデザインながらグッドデザイン賞で評価されたのは、馴染みがありながら新鮮で、街並みを変えていく可能性があるこんなポイントでもあったのでしょう。

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■吹抜け見下ろし・・・東久留米の家

吹抜けは下から見上げるイメージがありますが、上からの視点でみるとまた違います。上と下の階をつないでいる感じがわかりやすいですね。
床で分断されると面積は広がりますが家族の気配は感じられなくなります。
面積が小さくても気積が大きければ気持ちよさを作り出すことができる事例です。

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■踊り場型物干し場・・・東久留米の家

階段の踊り場の先に物干し場があります。
この位置だと2階の浴室と1階のLDKの中間に位置するため動線としては最適だと思われます。
壁で囲われているため何を干しても気になりませんね。
その下には天井高1.7mの床下収納を作りました。
吹抜けという大きな余白を作りながら余すところなく空間を利用して無駄を省きました。