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2019-10-27

■浸水対策


豪雨や河川の氾濫など日本を想定外の自然災害が襲っています。
地球温暖化の影響ともいわれていますが解決を待ってはいられません。
建築基準法では基礎を地面より40センチ以上上げることを義務付けています。
ほとんどの日本家屋はその上に土台を敷いて床を貼り、床下換気のために基礎に通気口を開けてしまうので床下から土砂があがってきてしまう、浸水に弱いという致命的な問題をはらんでいます。
当社では基礎はベタ基礎で全面をコンクリートとし、地面の湿気を防ぎながらその上に直接フリーフロアで床をつくるため、腐らず軋みもない作りにしています。
写真で外周の白い立上りがコンクリ―トの基礎です。
玄関以外は浸水箇所が無いつくりです。
水位がもっと予想される地域では基礎の立ち上がりを1mくらいに増やしても構いません。
また都市部では普通に見られますが地方ではいまだにリビングは1階、寝室、子供室は2階という固定観念で決められていますが、2階リビングという発想も受け入れられてもいいと思います。
寝室,子供室が1階なら窓は高い位置でいいのですから、浸水には有利に働くことでしょう。

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